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佐藤禎稔教授の研究が、農林水産技術会議の「2018年農業技術10大ニュース」に選ばれました
 佐藤禎稔教授(環境農学研究部門)及び藤本与特任研究員は、ヤンマーアグリジャパン株式会社と共同で、ロボットトラクタに対応したリバーシブルプラウ自動反転装置を開発し、農林水産技術会議の「2018年農業技術10大ニュース」の1つに選ばれました。

 現状のロボットトラクタは、水田農業を対象として開発されており、対応する作業はロータリ耕やハロー(代かき)などに限られていますが、畑作では耕うんから収穫に至る一連の作業で種々の作業機が利用されています。大規模畑作でのロボットトラクタの利用を拡大するためには、種々のトラクタ作業において、作業機との連携を図る新たなシステムが必要です。

 佐藤教授らは、トラクタの機種にかかわらずロボットトラクタに対応したリバーシブルプラウ自動反転装置を開発し、ほ場試験ではロボットトラクタに溝曳きの20センチ3連リバーシブルプラウを装着し、無人で安定した連続作業を行えることを実証しました。

 このことにより、今後、大規模畑作でのロボットトラクタ導入によるオペレータ不足が解消され、投下労働量の大幅な削減が期待されます。

「2018年農業技術10大ニュース」は、農林水産省の農林水産技術会議が、2018年に新聞記事となった民間、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を、農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など28社加盟)の加盟会員による投票を得て「10大ニュース」として選定したものです。