法学部
入学者に求める学力・能力・資質等
大学入学までに,以下のような学力・能力・資質等を備えている学生を求めています。
@知識・技能
*高等学校等における幅広い学習に裏付けされた知識及び技能の総合力と学ぶ力
A思考力・判断力・表現力
*物事をさまざまな角度からとらえ,筋道を立てて考える能力
*紛争解決及び政策立案のために必要な論理的な思考力と判断力
*文章や議論の中で自分の意見を積極的にかつ説得力を持って表現できる能力
*相手の意見からも学び,議論をリードし発展させることのできる能力
B主体性・多様性・協働性
*主体的に多様な他者とかかわり,他者の意見や価値観を尊重し相互理解に努めようとする協働性やコミュニケーション能力
C関心・意欲・態度
*正義と衡平を追求しそれらを社会に実現しようとする意欲と態度
*現代社会の動きに常に関心を持ち,書物や新聞を通して,広く社会で生じていることに対する問題意識を深め,自分の意見を形成できる能力
D倫理観・社会的責任
*社会の構成員としての自覚と責任を持ち,自己が果たす役割や倫理観・社会的責任を理解し,自律的に行動できる能力
大学入学までに修得が期待される内容
本学部に入学を希望する人は,入学後の教育に対応できる素質を養うため,高等学校において文系・理系にとらわれない幅広い学習をしてください。高等学校で学ぶことは,大学教育の前提となるものです。まずは英語及び国語の基礎的な能力を身につけて,国際的な視野と多様性への理解,思考力・表現力を養ってください。また法学・政治学は社会科学ですから,地理・歴史や公民など社会科の科目で学んだ知識も入学後の学修内容と深く結びつきますので理解を深めてください。さらに数学や理科の学びによって培われる論理的思考力は,法学・政治学の理解や様々な課題解決を考える上で重要です。このような高等学校における幅広い学びを通じて,法学・政治学の教育の前提となる知識や思考力・表現力を修得するとともに,社会の出来事に対する問題関心・意欲を身につけ,多様性を尊重し他者と協働することの重要性と,社会の構成員としての倫理観・社会的責任を理解してください。