商学部

「考える実学」を基礎に、時代を見抜く力を養う

■理念
 1880年開設の大阪商業講習所を源流とする大阪市立大学商学部は、130年をこえる歴史と伝統があります。戦前は現在の一橋大学、神戸大学とともに「三商大」の一角を担い、わが国有数の学部として、今日まで常に日本の経営学・商学・会計学の分野をリードしてきました。

 経済を構成する最小単位であり、社会における財・サービス生産の担い手である「企業」。商学部では「企業」の活動を通して、「生きた経済」を学びます。常に見据えているのは「現実」ですが、「理論と実務の統合」を学風とする本学部では、理論や歴史も大切にしています。

 本学部での教育の最大の特徴は、少人数でのゼミナール制度を採用していることです。教員との親密で徹底的な討論を通じて自分の頭で物事を考え、それを明確に表現できる能力を養うために、きめ細かな教育が行われています。

・実社会との交流を重視する「考える実学」を基礎に、時代を見通せる能力の育成をめざします。

・都市に基盤を置き世界的な視野に立って、経営学・商学・会計学に関する教育研究の発展をめざします。

・先端的な研究の成果を活かした教育の発展をめざします。

■人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的
・経営学・商学・会計学の学問的知識を身につけ活かすことのできる人材を育成する。

・課題発見能力と解決能力を身につけた個性と社会性あふれる人材を育成する。

(商学科)
・おもに企業のマネジメントで活躍し、社会の持続可能な発展に貢献する人材を育成する。

(公共経営学科)
・経済の地域性や企業の社会性に関心をもち、企業のみならず、地方公共団体、NPO/NGOなどのマネジメントで活躍できる人材を育成する。

■学科構成
・商学科
・公共経営学科