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大石直輝医学部助教が国際病理アカデミー(IAP)日本支部「病理診断学術奨励賞」を受賞
 平成30年11月24日(土)、広島国際会議場(広島県広島市)で開催された、国際病理アカデミー主催「2018年病理学教育セミナー」において、大石直輝 医学部人体病理学講座助教が同支部「病理診断学術奨励賞」を受賞しました。

 この賞は、診断病理分野における優れた英文論文を平成29年内に雑誌等に発表した若手病理医を表彰するものです。

 受賞対象は、Modern Pathology誌に掲載された、“Molecular alterations of coexisting thyroid papillary carcinoma and anaplastic carcinoma: identification of TERT mutation as an independent risk factor for transformation.”です。

Oishi N,Kondo T,Ebina A,Sato Y,Akaishi J,Hino R,Yamamoto N,Mochizuki K,Nakazawa T,Yokomichi H,Ito K,Ishikawa Y,Katoh R.Molecular Alterations of Coexisting Thyroid Papillary Carcinoma and Anaplastic Carcinoma:Identification of TERT Mutation as an Independent Risk Factor For Transformation.Mod Pathol.2017 Nov;30(11):1527-1537. doi:10.1038/modpathol.2017.75.

 甲状腺癌にはいくつかの種類があり、最も多い乳頭癌は一般的にゆっくり発育します。しかし一部の乳頭癌は、あるとき性質が突然変わり、質の悪い未分化癌に転化します。本研究では乳頭癌から未分化癌に転化する過程で生じる遺伝子異常を解析し、遺伝子異常に基づいた甲状腺癌のリスク分類の基礎的データを示しました。

 受賞した大石助教は「歴史と伝統ある賞をいただき大変光栄です。本研究は多くの先生方にご協力いただいた成果で、特に加藤良平前同講座教授、近藤哲夫同准教授、がん研究所病理部の先生方に深く感謝申し上げます。本賞を励みとして、さらに質の高い病理診断を追及するとともに、疾患の理解につながる病理学研究の成果を発信し続けていきます」と述べています。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.yamanashi.ac.jp/20287 (外部サイトへ移動します)