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人文学部の尾崎千佳准教授が編集委員を務めた『西山宗因全集』が文部科学大臣賞を受賞しました
 人文学部日本・中国言語文学講座の尾崎千佳准教授が編集委員を務めた『西山宗因全集』全6巻(八木書店刊)が、連歌・俳諧・俳句などの分野で優れた学術研究書に贈られる文部科学大臣賞(伊賀市・公益財団法人芭蕉翁顕彰会)を受賞しました。俳聖芭蕉の命日にあたる10月12日、芭蕉生誕地の三重県伊賀市で開かれた第72回芭蕉祭式典において、授賞式が執り行われました。また、授賞式前日には、伊賀市内において受賞記念講演会が催され、尾崎准教授が「宗因と伊勢 新考」と題して講演しました。

 受賞対象の『西山宗因全集』は、江戸時代初期に活躍した連歌師西山宗因(1605-1682)に関する全資料を網羅集成したもので、総ページ数2,750ページに及び、宗因の作品と関係句約49,600句を収録しています。戦前から幾度も企てられながら果たされなかった全集の完成を目指し、平成13年7月に編集委員会が発足、約16年の歳月をかけて、平成29年4月に完結しました。選考委員会による審査概要によれば、同全集は「尽きることのない基礎資料の宝庫」「現段階での宗因研究の頂点を示す」と評価され、「本全集により宗因の文芸上の立場が大きく書き換えられることとなろう」と期待されています。