生物資源学部
多様な生物資源と、それを育む環境を学び、人類の未来に活かす
三重大学生物資源学部は、「人類の持続的生存を保障する」という農林水産系学部の高い使命の達成を目指し、農学部と水産学部の統合により「ミクロな遺伝子から地球レベルの環境まで」の幅広い分野をカバーする他大学にはない独自性豊かな学部として1987年に設置されました。農林水産学系におけるほとんどの学問領域をカバーし、実習の場である附属教育研究施設として紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター(農場、演習林、水産実験所)と東海・北陸・近畿地方の国立大学の中では唯一の練習船(勢水丸)を有しています。生物資源学部の前身は1921年設置の三重高等農林学校で、100年以上の歴史を有する伝統校です。現在では、入学定員が260名と農学部系では東海・中部の国公立大学の中で最も多く、農林環境科学コース、海洋生物資源学コース、生命科学コースの3コースと約70もの教育研究分野を有しています。また、生物資源総合科学コースに入学した学生は、低学年時に生物資源学の幅広い知識や俯瞰的視野、地域を先導する力に関する基礎的素養を身につけた後、上記3コースのいずれかで学ぶことができます。さらに、単独で博士課程をもっていますので、学部卒業後により専門性を高めたい学生は、そのまま修士、博士の学位の取得が可能です。このように、生物資源学部は「山の頂から海の底まで」の文字通り広大なフィールドを教育・研究の対象とし、農林水産業及びその関連産業、すなわち、食料、環境、健康、バイオにかかわる産業の振興を担う人材の育成を目指しています。
学科紹介
生物資源学科
生物資源は、山から海までの広範な地域で育まれ、食料をはじめとして工業原料、エネルギーなど人類にとって有用な財を提供します。その特長は、適切に利用すれば、枯渇することなく、持続的に利用できることです。また生物資源を生産するために良好に管理された環境は、人類が生きていく上でも良好な環境を保つ役割も果たしています。生物資源学部では、このような生物資源の生産と利用、その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることを目指しています。01 山から海までの生物資源に関連する幅広い学問を学ぶことができます。
02 地球環境・生態・個体・細胞から分子まで学ぶことができます。
03 フィールドサイエンスセンターや練習船での実習などを通じて、広範な視野から学ぶことができます。
生物資源総合科学コース
生物資源総合科学コースでは、低学年次に農林環境科学概論、海洋生物学、応用生命化学概論、フードシステムチュートリアル等の科目を学び、生物資源学の幅広い知識や俯瞰的視野、地域を先導する力に関する基礎的素養を身につけます。そして、志望分野を検討中の学生に最適な選択の可能性を提供します。2年次のコース選択時には、農林環境科学コース・海洋生物資源学コース・生命化学コースのいずれかへ配属されます。
