人文学部

「知」と「地」を創造する2学科の扉が開く

 人文学部は、文化と社会について広くそして深く考える学部です。学部創設は1983年ですが、文化学科と法律経済学科の両学科卒業生は多数、地元の企業や自治体、教育文化施設などで働いています。また、大学院で学び、専門知識を活かして活躍する道を選ぶ学生もめずらしくありません。教育上の特色として、学生の人数に対して教員が比較的多いことが挙げられます。そのため本格的な少人数教育が実施されており、学生と教員の距離が近く、教育の原点である対話による問いかけと考察を可能にしています。多種多様な専門分野が学べる人文学部は、学生が知性を磨き、感性を伸ばす拠点となることを目指しています。

お知らせ
人文学部は、2024年度にカリキュラム改革を予定しています。両学科ともそれぞれ新たに3コース制とすることにより、これまで以上に文化と社会、法律・経済分野を深く学べるカリキュラムを準備しています。
詳細につきましては、2023年夏頃に公表を予定していますので、下記URLより学部ホームページをご確認ください。
https://www.human.mie-u.ac.jp/
 さまざまな地域の文化について、人文科学の観点から研究します。1年次末に、4つの地域̶日本、アジア・オセアニア、ヨーロッパ・地中海、アメリカ̶のいずれかを研究対象地域として選びます。2年次以降、その地域の文化について幅広く学びながら、卒業論文に向けて人文科学の専門分野を決めます。ある地域の文化を多面的・総合的に学ぶことを、専門性を高めることで強化する、それが文化学科のカリキュラムの考え方です。
 法学・政治学・経済学・経営学の学習を通して、現代社会の抱える諸問題の解決に取り組みます。また、専門的知識を獲得することにより、複雑で高度に専門化した現代社会に対する的確な判断力・対応力を身につけます。専門PBLセミナー・専門基礎科目などを学んだ後、2年次前期末には3年次から所属するゼミを選択し、それに応じて法政コース・現代経済コースへの所属が決定します。