文学部
人間の本質に迫る―真理の森へ
文学部は、1学科5学繋22分野・専門(研究室)で構成されています。文学部は少人数教育に重点を置いており、学生の個性を尊重したきめ細かい指導体制が特徴です。学部学生は2年次には分野・専門(研究室)に所属して各分野の勉学に専念することができます。文献読解、フィールドワーク、実験、統計解析と各専攻で重視される教育カリキュラムは様々ですが、いずれも適確な情報収集力、事実関係を厳密に吟味し把握する能力、そして論理的思考力を養う点では共通です。新しい知的活動の要求に応えるべく、人間の豊饒な営みを凝視すること、それは現代に生きる自分自身の発見に他なりません。文学部は、現代の課題を解決し未来を拓く強靭な知性を備えた人間を育成していきます。
コース紹介
文学部 人文学科
言語文化学繋
日本語をはじめとした多様な言語に関して本質的な理解と教育等への応用のための多様な方法を学ぶとともに、その緻密な分析を通じて、現代社会の諸々の課題の解決に貢献できる力と、高い言語能力、異文化理解力を、地域及び国内外の学術交流の中で養う。・言語学教育プログラム
言語学
・日本語学教育プログラム
日本語学
英語文化学繋
英語という言語、および英語圏の文学を実証的・理論的に分析することを通じて、言語活動を含む人間の精神的営みの本質を追求し、涵養された言語能力と論理的思考力をもって、英語に関わる研究職、教育職、高度専門職を担いうる人材を養成することを目指す。・英語文化学教育プログラム
英語学、英米文学
文献思想学繋
文献を通じて古今東西の思想や文学や文化に親しむとともに、世界の在り方や人間の営みをテクストに基づいて分析する手法を学び、理解をより深めて、これを人生に生かし現代社会が直面する諸問題に対応できる能力を養うことを目指す。・西洋文献学教育プログラム
ドイツ語ドイツ文学、ドイツ語圏文化学、フランス語フランス文学
・東洋文献学教育プログラム
日本文学、中国語中国文学
・哲学倫理学教育プログラム
哲学、西洋古典学、中国哲学、インド哲学
歴史文化学繋
様々な時空間における人間の歴史的・文化的営みに関して、文献史料・美術作品・物質資料・民族誌資料等の分析とフィールドワークを通して、人間社会の成り立ちや文化的多様性を解明し、このことにより人間と社会に対する広い視野、異文化理解能力を養う。・歴史文化学教育プログラム
日本史学、東洋史学、西洋史学、美学美術史学、考古学、文化人類学
環境行動学繋
実験・観察・調査などの方法を用いて、人間の認知や行動の仕組み、人間社会の多様な実態を環境との関わりを視野に入れて実証的に探究し、人間に対する理解を深め、現代社会が直面する社会現象や社会問題に対応できる能力を養う。・環境行動学教育プログラム
社会学、心理学、地理学