工学部

創造を未来の技術へ
 工学部は7学科からなる、名古屋大学の中で最も大きな学部です。工学における全ての科学技術分野に対応した学科構成としており、入学するとまず数学・理科の基礎を根本から学び、社会・人文系の学問にもふれます。少人数のセミナーで自立的な学習能力を養い、英語を中心とした語学、専門科目の学修を経て、将来必要とされる英語力、創造力や問題解決力を養います。世界各国から来た大勢の留学生もともに学んでいます。

 今、「どの学科を選ぶか」が皆さんの関心事ではないでしょうか。将来何になりたいか?よく考えて下さい。それぞれの学科に特徴がありますが、どこでも幅広く活躍できる若きプロフェッショナル・リーダーの育成、これが国際的教育・研究拠点である名古屋大学工学部のミッションです。実際、学部卒業生の80%以上が大学院へ進学し、最先端の施設・設備に支えられて、世界をリードする研究を行います。

 この環境に恵まれたキャンパスで、個性を伸ばして創造力をかりたて、世界へ羽ばたいてください。

【学科紹介】
<化学生命工学科>
 化学の基礎学問であり物理化学、有機化学、無機化学、分析化学、生化学などを体系的に学び基礎力を養ったうえで、合成化学、生命工学、材料科学、高分子化学などの学問を修め、工学的な見地からの俯瞰的応用力を身に付けます。4年次には卒業研究として世界最先端の科学に取り組みます。研究の創造性、厳しさ、楽しさを体験して大きく成長してください。

<物理工学科>
 現代において、科学と技術は不可分の関係にあります。科学上の発見がただちに技術へ応用され、工業技術への目的を持った研究が科学の発展に重要な貢献をしています。このような科学技術に応えるために、物理学と数理科学を基盤とした「基礎と応用にまたがる学問分野」を対象とした教育・研究を行います。4年次には各研究室で卒業研究を行い、知識や技術に加えてコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も磨かれます。

<マテリアル工学科>
 新しい素材を創り出すことで私たちの生活の質を向上し、環境・資源・エネルギーの社会的課題を解決することを目指しています。そのために材料工学から分子化学工学まで幅広い学問を学び、マテリアルを様々な観点から俯瞰できる能力を習得します。研究分野は多様性を持ち、最先端計測技術を用いた物質・材料の原理探索などの理学に近い研究分野から、ビッグデータや理論計算を用いた材料設計と言った情報工学を取り込んだ研究、世の中に広く使用される材料の創製プロセスの開発といった実用に近い研究などがあり、従来の学問体系に囚われない将来像を描くことができます。

<電気電子情報工学科>
 私たちの生活を支える電気に関わる、幅広い技術分野の教育・研究を行っています。研究室は30以上あり、学内の未来材料・システム研究所、宇宙地球環境研究所、低温プラズマ科学研究センターや、学外の核融合科学研究所、海外の研究機関と連携しています。さらに、国家プロジェクトや国内外の企業との共同研究を通じて、電気工学、電子工学、情報・通信工学の各分野に関する世界最先端の研究環境を整えており、広い社会的視野国際的視野を備えたリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指しています。

<機械・航空宇宙工学科>
 多種多様な工業製品や航空宇宙機といった複雑なシステムを創り上げるために必要となる、全ての自然科学分野の基礎・応用技術を探求していきます。機械工学と航空宇宙工学に共通する基礎教育、専門教育として根幹となる学問分野を学びます。名古屋大学のある中京圏は機械・航空宇宙産業の集積地のため、個々の教員や研究グループ、または本学科として、民間および公立研究機関と密接に連携して研究を行っています。

<エネルギー理工学科>
 エネルギーに関連する新材料、様々な最先端計測技術、革新的なエネルギー発生システムなど、幅広い分野について基礎から世界最先端の研究までを学ぶことができます。エネルギーという総合的な分野を学ぶため、理系科目を中心とした基礎的科目からスタートし、より専門的な分野にスムーズに学習を進めていくことができるようカリキュラム設計を行っています。エネルギーによって支えられている現代社会がこれからも発展していくために、世界は本学科で学ぶあなたの力を求めています。

<環境土木・建築学科>
 2年生から環境土木工学プログラムと建築学プログラムに分かれます。環境土木工学プログラムでは、構造・材料、水工、地盤、計画、環境、国土デザインの6つの分野を基礎に、建築学プログラムでは、建築および都市における計画・デザイン、環境・設備、構造・材料・生産技術の3つの分野を基礎にして、教育・研究を行います。両プログラムともにJABEE認定を受けていることも特徴のひとつです。