経済学部

経済のメカニズムを解明し、将来を担う人材を育成する
 現在、世界各地で地域紛争、貧困、環境破壊などの深刻な問題が生じています。また、国内でも、巨額の財政赤字、医療、少子高齢化、女性の社会進出など、急速で大きな構造変動に直面しています。経済学・経営学を学ぶということは、私たちが生活している社会や、働いている組織について、その構造や変化の仕組みを解明しようとすること、そして、より豊かな生活のために、このような問題を解決しようとすることです。経済学部は、経済学科と経営学科からなり、経済理論、経済政策、経済史、経営学、会計学などの分野で多数の優れた教員を擁し、これらの分野の様々な問題の研究と教育に取り組んでいます。経済学部では、はじめの2年間で基礎的な科目を修得して「基礎的分析力」を、残り2年間で少人数のゼミナールにおける主体的勉学を通じて「自主的探求力」を身につけること、そして、将来を担うグローバルな人材を育成することを目指しています。

【コース紹介】
<経済学科>
 経済学は誕生以来、経済成長が国家の力の増大や社会秩序の維持、人間の幸福の増進に役立つと考え、国家単位での経済の動きを大局的に見て経済政策を学問的に研究してきました。その後、時代と共にテーマが変わり、19世紀以降は限られた資源をうまく選択して最大の結果を得ようという考え方が学問の中心となり、21世紀には社会学・心理学・法学などの関連する他の人文社会科学と協力して人間関係を深める方向に向かっています。社会の中から絶えず立ち上がってくる課題に対し、解決の道を探して考え抜くこと。そこに経済学を学ぶ意義や楽しさもあると言えるでしょう。当学科では、財務・金融・農業経済・国際経済・公共経済・経済学史・現代資本主義などの学習を進めながら、社会問題の解決の一端にも触れていきます。

<経営学科>
 複数の人間が集まる組織の下では、個人が単独で活動するよりも、より少ない資源で、より多くのものを産出できることがあります。経営学ではそのような効率化の実現を目指し、組織内外の相乗強化を発揮させる組織運営について考えます。難しいのは、過去に大きな成果を生んだ行動を学習して同じことを試しても、必ずしも同様の成果が得られるとは限らないこと。これが唯一最善という方法はなく、時と場合により最善の方法は変化していきます。組織が置かれた状況・環境について熟慮した上で行動を選択することが重要です。当学科では行動選択のために必要な知識として経営戦略・経営組織・国際会計・ファイナンス・管理会計・財務会計・マーケティングなどの学習をしていきます。