国際地域学部

地域からはじまる課題解決が世界へと繋がる

SDGsを自分事として考えるあなたの日常はやがて世界の幸せへと繋がっていく

「環境経済学」って、ご存じですか? 19世紀のイギリス、蒸気機関車が出す火の粉で森林が火事になる、そんな事故が問題になっていました。鉄道事業という経済活動が、関係のない人(外部/環境)に損害をもたらす。この問題をどう考えるか。そんな問題意識から出発した学問です。日本では1970年代に公害が社会問題化する中、環境経済学は注目を集めました。そして今日、自然破壊や気候変動の一因とされるCO₂排出が大きな問題となっています。経済活動が環境にもたらす影響は、人々の良心や道徳心だけでは解決できません。税金や罰則などで規制したり国際間でルールを作ったりするなどの「政策」によって持続可能な世界を模索していかねばなりません。みなさんにもやがて自分の仕事(経済活動)が環境や子どもたち世代にもたらす影響について、考えざるを得ない日がやってくるでしょう。そんな時、環境経済学の知は世界を見、日々を生きていくための確かな指針になってくれると思います。

国際地域学部 飯田 健志 准教授


国際地域学科

「地域」と「国際」の両視点から学ぶために重視するのは3点です。まずは、異文化を理解しようとする意志と力。次に、社会のさまざまな局面で生じる課題を知り、考え、行動する力。そして、課題を分析し、深く理解するための理系的素養です。これらの能力を培えるよう、多様なカリキュラムを提供します。

国際地域学部を読み解く5つの特長


01 全員が集中的に英語学習に挑む1年次

1年次の最初の半年間は、ICTを活用した言語開発センターでの学習も含め徹底的に英語を学びます。留学先で開講される科目を英語で学ぶために、留学希望者はTOEFLITP510点以上(目標550点以上)の語学力の修得を目指します。

02 異文化に対して開かれた自分を構築するための海外留学

ただ単に、海外へ留学することだけでグローバルな人材になれるわけではありません。自国を離れ自分がマイノリティであると理解すること、他者と共に生きていくという意識を身につけること、またそのなかで積極的に自らを開いていくことが異文化の理解につながります。global thinker(グローバルに考える人)となる契機を与え、世界に対する幅広い理解と自己に対する理解を深める、留学や国際交流の場を用意しています。

03 社会の中で実践的に考える課題探求プロジェクト(PBL)

PBL(Project-Based Learning)は、地域の企業や自治体と連携し、実際に社会にある課題の解決に取り組む、実践的な科目群です。変動する社会の中で、自ら考え、行動し、自分なりの答えを導き出す力を身につけることを目指します。

04 課題探求プロジェクト⇋︎専門教育科目理論と実践の往復

03の課題探求プロジェクトを1年次後期から3年次後期まで実践していきますが、学年進行に伴って、専門教育科目を学び、課題解決や調査・分析手法を習得します。理論と実践を往復することで、確かなプロジェクトマネジメント能力を形成します。

05 課題を深く理解するための文理融合型教育

本学医学部や工学部との連携により、文系・理系に偏らない幅広い分野の授業を履修できます。自然科学系の専門科目「総合科学科目」や、データの分析や取扱いに関する科学的な手法や技術的な基礎を学ぶための「リサーチ・リテラシー科目」などの理数系科目も、専門科目として位置づけています。