農学部

 食・農業の国際化・高度化が急速に進む中、世界と地域で活躍できる実務型農学系人材の育成をめざし、生産・加工の国際認証などにも対応した新たな農学教育に取り組んでいます。

■学科構成
[食生命科学科]
国際食産業科学コース/バイオサイエンスコース

[地域総合農学科]
農業科学コース/地域共生コース
■各学科の紹介
 食生命科学科は、生命科学、食品の加工、流通、安全性について学び、生物機能の高度利用、安全な食の供給による食料問題の解決、さらには国際的にできる人材を育成します。そのために、生物、化学系科目を重点的に学びます。また、卒業後の進路選択に繋がる実験技術を修得します。

 食生命科学科には2つのコースがあります。

<バイオサイエンスコース>
 さまざまな生物種(動物、植物、および微生物)の生命科学を、分子レベルから、生体物質の機能などの細胞レベルまで、さらには、これらが表現された生物個体のつくりや行動まで幅広く学びます。また、バイオテクノロジーを駆使した先端的な実験技術を習得し、バイオ産業で活躍できる人材を輩出します。

<国際食産業科学コース>
 バイオサイエンスのエッセンスに加え、食品の化学と機能、加工、保蔵、流通、および安全管理技術など食品の安全性について幅広く学びます。英語の授業が他のコースの約2.5倍あり、3年生では半年間、外国(インドネシア、タイ、マレーシアなど)へ留学し、その国の食糧生産と食の安全性について学習します。食の専門家として海外で活躍できるエリート人材を輩出します。

【取得可能な資格】
・高等学校教諭一種免許状(理科、農業)
・食品衛生管理者
・食品衛生監視員
・HACCP管理者
 地域総合農学科は、農業・農村の豊かさの創成について学び、そのことを通じて地域の未来に貢献できる人材を育成します。具体的には、@食料生産について、専門的な視点から多角的に学びます。A食料生産のための基盤・環境の構築および再生について学びます。B社会の仕組みの視点から、農業と地域社会との繋がりについて学びます。Cまた、茨城県内をはじめとする全国さまざまな地域と連携した講義や実習が多数用意されています。

 地域総合農学科は、大きく2つのコースに分かれています。

<農業科学コース>
 農作物や園芸作物などの生産技術、病害虫防除、品種改良、農業経営などについて学び、それらを通じて農業生産について科学的な視点から考え、行動できる力を身につけます。中でも、茨城大学農学部が位置している茨城県は、国内でも有数の農業生産が盛んな地域です。実際の現場に近いキャンパスで実践的にこれらを修得することができます。

<地域共生コース>
 地域共生コースでは、農業生産の基盤である農地と水の利用や、地域環境の保全と再生について、理論と実践の両側面から学びます。また、地域の問題を社会科学の視点から考えられる力を養います。こうした学びの成果は、地域活性化の現場はもちろん、近年、各地で起こっている災害に対する防災・減災や復旧・復興のための計画・設計においても活用されています。

 本学科の卒業生は,食品系などの製造業,流通業,設計・建設業はもちろん,地域づくりの力を身につけ,各地の公務員(専門職,行政職)として活躍できます。

【取得可能な資格】
・高等学校教諭一種免許状(理科、農業)
・測量士補(地域共生コース)
農学部のホームページ
http://www.agr.ibaraki.ac.jp/ (外部サイトへ移動します)