モバっちょ


工学部都市システム工学科と地球変動適応科学研究機関(ICAS)が地盤工学会関東支部平成30年度技術賞を共同受賞
 茨城大学が国交省常陸河川国道事務所、褐嚼ン技術研究所と共同でかかわった「粘性土地盤上の河川堤防と近傍家屋の地震時変状対応技術」に対して、このほど地盤工学会関東支部平成30年度技術賞が授与されました。4月26日に行われた授賞式では、代表として安原一哉名誉教授・ICAS特命研究員が賞状を受け取りました。

 2011年の東北太平洋沖地震(東日本大震災)では、発生直後に茨城県内の久慈川河川堤防の一部が大きな変状を起こしました。国交省は、近隣に家屋があることを考慮して、直ちに堤防の一部撤去(6.0mから4.5mへ)、堤防と家屋の遮断のための鋼矢板打設、堤防の再構築という、今までに例のない対応策を講じるとともに、直後から(株)建設技術研究所に地盤調査及び堤防と家屋の変状のモニタリング、茨城大学(理工学研究科工学野・沼尾達弥教授とICAS・安原一哉特命研究員;肩書は2019年3月末当時)に対してはモニタリング結果の解釈と対策工法の妥当性の判断が依頼されました。その後、理工学研究科の横木裕宗教授を委員長とした検討委員会の結果をもとに学会発表等が行なわれ、2016年3月には家屋に対する震災対応の成功事例として認知されるに至りました。

 2019年2月の地盤工学会審査委員会でのプレゼンの際には多くの質問が出されたものの、最終的には「国際的にも例のない震災対応成功事例である」という高い評価もあり、今回の受賞に至りました。