農学部

 21世紀の食料と環境を守るために。北海道大学の源流・農学部で学ぼう。

■学部紹介
 純粋科学と応用科学を統括した総合科学としての農学を探求することにより、人類の存続と発展に寄与します。人口増加による食料不足、資源・エネルギーの消費により急増する環境汚染や自然破壊、生物の多様性の喪失などに代表される「人類の生存を脅かす地球規模の諸問題」の解決に、総合的かつ科学的に取り組むことの出来る人材、幅広い視野をもちながらも高度な専門性を備えた人材を養成します。

■学部での学び
 人類の生存を脅かす地球規模の諸問題を解決するために、科学や技術、人文・社会科学など多様な知識と視点を獲得し、問題を把握するための科学的な思考を養うとともに、解決のための応用科学の知識と技能を習得します。また、問題の重要性を認識し、解決に取り組む意欲を高め、人類の幸福に寄与する倫理観を養います。

■求める学生像
○基礎生物学と応用生物学をつなぐ研究を志す学生
○環境と生物の相互作用ならびにフィールドサイエンスに興味のある学生
○自然環境保全とリサイクル型の資源利用に関心のある学生
○バイオサイエンスやバイオテクノロジーを学びたい学生
○食料生産技術を通じて社会に貢献したい学生
■グローバルな農学を実践する7つの学科
 作物の生産、遺伝資源、園芸、緑地及び作物の生理と病理(菌とウイルス)に関わる分野や、昆虫、動物及び動植物の保護・保全に関わる分野について、生物資源と人間生活の相互調和を目指して、基礎から応用までの教育と最先端の研究を行っています。
 生命現象には、将来人間の営みを支える未知の物質や機能が無数に潜んでいます。生命科学に対する社会的要請が高まる中、多様な生命現象を対象に遺伝子や分子レベルで探求する先端研究を通し、生命科学の第一線で活躍できる人材の育成に力を注いでいます。
 生物の機能を化学的に解明することを目的とし、最先端の研究・教育を行っています。土壌、微生物、植物、動物などを対象に有機化学、生化学、分子生物学の手法を使って、食料、健康、資源、エネルギー、環境などの重要課題の解決を目指しています。
 自然環境の保全と循環型の資源利用を目指し、マクロレベル(森林・樹木)からミクロレベル(細胞・分子)まで、総合的な教育・研究を行っています。学内での講義や実験だけでなく、広大な研究林を活用した野外実習を通じて、森林に対する理解を深めます。
 私たちの暮らしは、ミルク、食肉、毛・皮など、家畜から多くの恩恵を受けています。本学科は家畜の効率的生産及び畜産物の有効利用を図ることを目指し、家畜生産に関する基礎理論、畜産物の加工技術及び機能性探索を総合的に教育・研究しています。
 「生産と環境の調和」を目指し、環境保全型生物生産や自然エネルギー利用、環境修復、ICT技術等を総合的に取り扱う「生物環境工学」を基に、21世紀の課題解決に寄与できる、基礎から応用までの充実したカリキュラムと卒業研究課題を用意しています。
 飽食と飢餓を生む世界経済。食料供給のリスクが顕在化するなかで、海外依存を強める日本の食。今後は多様な農業形態を再評価し、自然との共生が求められます。そのための新たな社会経済の枠組み作りを担うのが農業経済学の役割であり、研究目標です。