理学部

失敗を恐れず、自然界の謎に挑戦してください。

 私たちのまわりは謎に満ちています。数理にひそむ謎、宇宙や素粒子における謎、さまざまな物質を支配する法則の謎、生命誕生の謎――私たちは自然科学の強力な手段を使って、こうした謎の解明へ一歩ずつ近づきつつあります。失敗を恐れず謎に挑戦してください。理学部は、皆さんが自分の力で自然界の謎や疑問の解決に一歩でも近づくことができるよう、本当の実力をつけるための教育を実践します。しっかりした基礎力の養成、実験や実習による技術の修得や論理的な考え方の訓練、皆さんの自主性を伸ばすための取り組み、大学院へも自然につながるカリキュラム、国際的な環境での研究体験の機会など、理学部は皆さんの真の学力を伸ばすために全力で応援します。ぜひ理学部へ来て、自然が用意した奥深い謎に体当たりでぶつかってください。
数学の楽しさを充実した環境で学びます。

コンセプト

 数理科学の楽しさは、白黒がはっきりするデジタル的な明晰さと、アナログ的な美しさの共存にあります。その楽しさを体感しつつ、代数・幾何・解析・応用数理の4分野を体系的に学べるのが数理科学科です。

 ともすると、現実社会では役に立たないと思われがちな数理科学ですが、決してそうではありません。現在では、自然科学はもちろん、コンピュータサイエンス、遺伝子工学、金融工学といった幅広い領域で活用されています。

 本学科の学習環境の特色は、学生の自学・自習をサポートする体制です。本学科が独自に所有する図書室は、全国でも有数の蔵書数を誇ります。加えて、学習における疑問点を教員に気軽に質問できるオフィスアワーの体制も充実しています。

 皆さん、本学科で数理科学の醍醐味を味わってみませんか。
自然現象の背後にある基本法則の解明に挑みます。

コンセプト

 私たちの周りには様々な物質があり、様々な自然現象が見られます。それら一見複雑に見える物質や現象でも、共通する普遍的な性質や基本法則を見いだし、客観的に論理を構成して理解しようとするのが物理学です。本学の物理学科・物理学専攻で行われている研究の対象は、サイズで言えば素粒子から身の回りの物質、さらには宇宙まで、また温度や密度にすれば40桁以上の広範なエネルギー・物質に及びます。そのような広い範囲でも、自然界に働いている物理学的な力はたった4つに集約されます。重力、電磁気的な力、強い力、弱い力です。後者2つは大学で学ぶ力で、20世紀初めに生まれた相対論・量子論によって記述される力です。それらの基本的な性質に基づいて、身近な現象から、素粒子と宇宙という極限的に大きさの違う世界までを、整合的に描き出すのが物理学の魅力です。

 物理学は「学」と付くように、学問として、基本原理や法則から秩序立てて体系化されたものです。単なる知識の蓄積を意味しません。以前は正しいとされていたことが、後の研究によって誤りだったと明らかになることもあります。むしろ、そのような歩みで科学は発展してきたと言えるでしょう。知識は色褪せることもあるのです。物理を学ぶということは、物知りになることではなく、普遍的な原理や法則から客観的・論理的に構成される物理学的な考え方を身につけることなのです。
分子に関する深い理解を身につけ、広大な化学フィールドの探検者をめざします。

コンセプト

 本学科はこれまでの伝統を引き継ぎ、少人数教育により化学の専門家の育成をめざしています。卒業生の半数以上は大学院に進学しています。化学は元素や分子のレベルで自然を理解し、物質の性質や変化、循環などを探求する自然科学の基礎的な分野です。研究対象は有機・無機物質にとどまらず、理論物理、固体物理、宇宙科学、分子生物学などにまで広がっています。このことは、物理や生物の領域と思われていた分野でも、元素や分子の知識が必要とされていることを意味します。本学科にはこのような最先端の化学を担う約30名の専任教員が在籍し、新しい分子を作ること、新しい化学反応を見つけることはもちろん、分子をキーワードとして多様な現象を理解すること、分子や分子の集合体の性質やその役割を明らかにすること、物質の成り立ちや循環を明らかにすることを目的とした研究を行っています。
実験と自主研究によって「研究する力」を身につけます。

コンセプト

 近年ヒトを含めた多くの生物のゲノム情報が解読されるようになりました。また野生生物であっても容易に遺伝子の解析が行えるようになりました。今、生命科学分野の研究は新たな局面を迎えています。DNA情報を活用して、生命の謎が次々と解き明かされようとしているのです。

 そうした現状を踏まえ、生命科学科では基礎生物学・生命科学の様々な分野を学び、「研究する力」を身につけることを目標にしています。現代社会は急速に変化しており、そこでは広範な知識、技術を基盤として新しいことを考える力、つまり「研究する力」が重要となります。「研究する力」は科学者ばかりではなく、いろいろな分野の専門職でも必要な力です。

 生命科学科では、分子、細胞から、集団、種、生態系まで、生命科学の幅広い分野の研究に取り組んでいます。研究材料も、動物、植物から微生物まで実に多様です。生物学・生命科学の分野を幅広く学習することによって「研究する力」を身につけ、応用も含めた様々な分野で活躍できる人材を育成します。