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医学部の学生がEB2020において、BEST SCIENTIFIC POSTERSを受賞しました
 医学部医学科(http://www.kochi-ms.ac.jp/~fm_drmtl/)の森坂広行さんが、令和2年1月20日から23日までイギリスロンドンで開催された遺伝性表皮水疱症の国際学会EB2020において、BEST SCIENTIFIC POSTERSを受賞しました。
 今回、森坂さんは「Possible application of broad and unidirectional genome editing using the novel CRISPR-Cas3 system for autosomal dominant Epidermolysis Bullosa」と題した演題を口頭およびポスターにて発表しました。内容は、最近報告した(参照:http://www.kochi-u.ac.jp/information/2019122600041/)ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3(Morisaka et al, Nat Commun, 2019)を用いた顕性遺伝型栄養障害型表皮水疱症に対する遺伝子治療に関するもので、現在有効な治療法がほとんどない疾患ですが、今回の研究発表では根治に向けた治療の可能性を示しました。
 表皮水疱症は様々な原因遺伝子による遺伝性水疱症の総称であり、皮膚科において最も研究が進んだ分野の一つです。本学会では基礎研究から実臨床や治験まで多くの発表があり、参加者は全世界から500人以上に及びました。森坂さんが行った一般口頭発表は、約140の応募から数件選ばれたうちの一つであり(残りはポスター発表のみ)、日本からは唯一でした。発表後は多くの質疑応答があり、今後の発展や、幹細胞などを用いた他の治療法との応用についても議論が進みました。

EB2020:https://ebworldcongress.org
EB2020ポスター賞.pdf(543KB)