ソフトウェア情報学部
教育理念
コンピュータサイエンスに立脚し、地域に根ざした実学・実践の教育研究を通して「人と数理・情報技術が調和した豊かな社会」の発展・高度化に寄与することができる人材の育成を目指します。教育プログラム
本学部が取り組む独自の教育システムとプログラムには、様々な学びと交流、体験のチャンスがあります。その特徴は以下の通りです。コンピュータサイエンスを基本とし、基礎から応用までの幅広い教育内容
社会のニーズにあった最新の授業内容を、実学実践を基本とした演習重視のカリキュラムで学ぶことができます。演習重視に対応した学習環境の提供
学生それぞれが演習などの学習に専念できるように、学習スペースを一人ひとりに提供しています。複数学年参加のプロジェクト型授業
複数学年の学生がチームを組み、学生が主体となりながらプロジェクトを企画・実施することで、専門性と人間性の両方の成長が期待されます。学年横断型教育システム
入学次から3年生まではクラスルームに自分専用の席があります。クラスルームでは学生同士で密なコミュニケーションをとりながら、人間性や社会に役立つ実力を培うことができます。小中高の学習から専門科目の学修へ
「実学・実践」の理念に基づき、学びを社会に還元できる実践力、自主性を育てるカリキュラムを編成しています。現代社会が抱えるさまざまな問題に「データ・数理科学」「コンピュータ工学」「人工知能」「社会システムデザイン」の4つのコースでアプローチし、スマート社会の実現を担う超高度情報化社会においてICTを活用した問題解決能力を備えた人材育成を行っています。これら4つのコースの基本となるのが小中高校時代に学ぶ算数・数学です。それらの力を大学でさらにブラッシュアップし、コンピュータサイエンスをはじめとする専門科目の学修に活かすことができるカリキュラム編成にしています。ICT学習環境のもとでのノートPC活用
自ら積極的に学ぶことが知識を蓄え、考える力を養うための効率的な手段であるとされています。そのため、ソフトウェア情報学部では、積極的にアクティブ・ラーニングを取り入れています。それを支えるために、ノートPCを最大限に活用することができるよう、各教室に無線LANのアクセスポイントを設置し、講義室に電子黒板システムを導入するなど、ICTを活用した学習環境を整えています。また、これにより、教職課程履修学生のためのICTを活用した授業実践能力の向上も図っています。クラス制と研究室制による6年一貫人材育成
広い視野に立ち自らの専門分野を見極め、かつ、現代社会を生き抜くために欠かせないコミュニケーション能力を自然に養うため、また、学生が教員と常時相談できる環境とするために、クラス制と研究室制を導入しています。入学してから最初の2年間はクラスに属し、3年生とともに学年混在型のプロジェクト演習に取り組むなどして、コミュニケーション能力を育み、専門分野を見極めます。3年次からは研究室に配属され、コース演習、卒研、修論を、所属研究室のメンバーらと取り組みます。4年次に大学院の講義を履修し、単位を取得することができる「先行履修制度」も、大学院進学時の大きなメリットとなっています。コンピテンシー※の総合スコア平均の変化にみる学部生の成長
社会で活躍する上で大切な能力にコンピテンシー(高い業績・成果につながる行動特性)があります。これには、対人基礎力、対自己基礎力、対課題基礎力といったものが含まれており、テストにより測定可能とされています。令和元年度卒業生は、必ずしも高い値を示していなかった入学時に比べ、4年生になると急速に成長を示しています。すなわち、ソフトウェア情報学部の教育システムにより、徐々に蓄えていった能力を一気に開花させた学生が多いことを、これらのグラフは示しているといえるのではないでしょうか。このように、社会で優れた活躍をすることが期待される人材の育成に大きく寄与する教育システムを、本学部は実現しています。※コンピテンシーとは「高い業績・成果につながる行動特性」のことです。本資料は株式会社リアセック様のご厚意により提供していただいております。
※詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.soft.iwate-pu.ac.jp/outline/feature/