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理工学部システム創成工学科 岡田真介准教授らの論文が、令和元年度 物理探査学会賞 論文業績賞(奨励賞)を受賞
本学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コースの岡田真介准教授らの論文が、令和元年度 物理探査学会賞 論文業績賞(奨励賞)を受賞しました。本賞は、2020年6月8日に行われた令和2年度公益社団法人物理探査学会総会において表彰されました。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、表彰式は行われず、受賞のみの発表でしたが、学会ウェブサイト等においても掲載されています。

物理探査学会HP:
http://www.segj.org/news/2020/06/post-103.html

受賞対象論文:
岡田真介1)・坂下 晋2)・今泉俊文3)・岡田篤正4)・中村教博5)・福地龍郎6)・松多信尚7)・楮原京子8)・戸田 茂9)・山口 覚10)・松原由和2)・山本正人2)・外處 仁2)・今井幹浩2)・城森 明11)、横ずれ断層における各種物理探査の適用可能性の検討(その1:浅層反射法地震探査・屈折法地震探査・CSAMT 探査・重力探査)―郷村断層帯および山田断層帯における事例―、物理探査、第71巻、pp.103-125、doi:10.3124/segj.71.103、2018.

1) [現]岩手大学理工学部、[当時]東北大学災害科学国際研究所、2)応用地質株式会社、3)東北大学名誉教授、4)京都大学名誉教授、5)東北大学高度教養教育・学生支援機構、6)山梨大学大学院総合研究部、7)岡山大学大学院教育学研究科、8)山口大学教育学部、9)愛知教育大学、10)大阪市立大学大学院理学研究科、11)ネオサイエンス

論文の概要:
本論文では、1927年に北丹後地震を発生させた郷村断層とその南部に位置する山田断層を対象として、活断層運動に伴った変位や変形を受けた地下の地質構造を把握するために、各種の物理探査を同一測線において実施しました。調査は、郷村断層で2測線、山田断層で2測線の合計4測線において探査を実施し、本論文では、反射法地震探査・屈折法地震探査・CSAMT探査・重力探査の結果を相互に比較することにより、横ずれ活断層の地下地質構造を把握することができました。このように、複数の探査手法を同一断層において、かつ複数測線実施することができるのは、非常にめずらしいケースです。また本論文では、各種の物理探査の結果を比較することにより、それぞれの調査手法の適用可能性について検討することができました。今後論文で得られた知見は、横ずれ活断層の物理探査実施において、調査手法の選定や地質構造解釈に対して有用な情報となり、さらに複数の探査を組み合わせて実施する際の指標にもなります。本論文の内容は、当時、東北大学において調査および研究がなされたものです。

本件に関する問い合わせ先:
理工学部 システム創成工学科 岡田真介
019-621-6438
sokada@iwate-u.ac.jp