モバっちょ


自らの目標達成を目指して成長を続ける
近藤 秀一(こんどう しゅういち)
大学院総合文化研究科 修士課程1年

 現在、私は大学院で乳酸に関わる運動生理学を研究する一方で、GMOインターネット株式会社に入社し、陸上長距離チーム【GMOアスリーツ】の一員として、マラソンやトラック競技で結果を出すためにトレーニングを積む日々を送っています。こうした競技を続けながらの研究は、無関係のようでそうではありません。

 高校時代の私は、勉強も陸上もそれなりにはできるけど、トップにはなれないという学生でした。こうした中で、自分にしかできないことを成し遂げたい、と思った時、掲げた目標が「東大で箱根駅伝に出る!」でした。この時から私にとっての「学業」と「競技」は、どちらか片方ではなく、両方でなければならなくなったのです。

 大学では運動生理学に興味を持ちました。血中乳酸濃度という指標を用いて自分の能力を予想したり、練習の設定タイムに役立てるという運動生理学の考え方が、これまで自分の感覚やタイムに基づいて陸上競技の練習を組んでいた自分にとって非常に新鮮でした。勉強していくうちに陸上競技を理論の観点からも突き詰めたいと考え、乳酸をメインに研究している八田秀雄研究室に進むことに決めました。

 「学業」と「競技」の双方で様々な知識や経験を積み重ね、遂には高校時代からの目標だった「東大で箱根駅伝に出る!」も最終学年で達成することができました。さらにこの実績を総長大賞という形で評価していただけたのは大変光栄に思っています。

 今後の目標は、競技を続けながら、それに関係した研究を行うことで、陸上競技の現場と理論との橋渡しをするとともに、自分の学んでいることや考えていることを結果で体現していくことです。その結果として、社会に価値を提供できるアスリートを目指していきます。

 無限の可能性に満ち溢れた皆様が、有意義な大学生活を送れることを願っています。