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第20回『「地域枠」入試について』
 医学部医学科において、「地域枠」という入試方式が増えてきています。今では過半数以上の国公立大学の医学部医学科で、「地域枠」入試が行われています。

 「地域枠」入試とは、その大学が指定する地域の高校の出身者や、その大学が指定する地域医療に貢献する意志のある者を、特別枠で選抜する入試方式です。

 「地域枠」入試が増えている背景には、深刻な医師不足があります。へき地などの深刻な医師不足解消のため、医学部の入学定員を増やし、将来もその地域に残ってもらいやすい人材を、これまで以上に確保しようという狙いが「地域枠」入試にはあります。

 出願条件としては、受験生の出身地または出身高校がその大学が指定する地域であること(指定しない場合もある)、または、受験生の出身地または出身高校に関わらず、大学卒業後の一定期間、その大学や各都道府県が指定する医療機関で医師として働くこと、などがあります。また、奨学金についても、条件を満たすと、返還が免除される制度を設けている大学もあります。

 「地域枠」入試には、推薦入試と一般入試がありますが、大学によって実施方法は異なります従来の入試と別枠で定員が設けられていることが多いため、うまく活用すれば合格のチャンスを増やすことができます。

 また、近年では、看護系、教育学系などで実施されている大学もあります。

 詳しくは、学生募集要項、入学者選抜要項などを確認してみましょう。