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学長あいさつ
 群馬県立県民健康科学大学は、群馬県民の「健康生活への夢の実現」という大きな期待を受けて、生涯にわたる健康水準の維持向上に貢献する保健医療専門職としての看護師、保健師、診療放射線技師の育成を目指し、平成17年4月に開学しました。本学は若い大学ですが、そのルーツは昭和27年開設の群馬県立看護学院と、昭和33年開設の群馬県立診療エックス線技師養成所にあります。以来、県立福祉大学校、県立医療短期大学を経ながら、約60年間にわたり、保健師、看護師、診療放射線技師の養成に努め、これまでに、6000人近い人材を輩出してきました。この約60年にわたる看護師、保健師、診療放射線技師養成から続く「伝統ある若さ」が本学の特徴で、がっちりした基盤教育や先進的な教育プログラムとして実現されています。平成21年度には大学院修士課程(現博士前期課程)、平成28年度には博士後期課程を設置し、一段と高度化していく保健医療の現場で活躍するリーダーの育成に取り組んでいます。

 本学の大きな特色は、保健医療専門職としての実力をつけるための理論と実践を融合した「先進的カリキュラム」にあります。豊富な実践経験と高い研究能力とを兼ね備えた教員が、このカリキュラムのもとで、少人数教育により丁寧に指導しています。

 学部教育では、国家試験に備えた教育はもとより、保健医療専門職として一生の基盤となる教育を行います。さらに、専門的知識や技能の修得に加えて豊かな人間性、広い視野と倫理的な判断力を養うことを目指した教養教育プログラムもあります。

 大学院では、看護学・診療放射線学の理論・応用を通じて、高度な知識・技術を身につけ、保健医療現場や教育部門において指導者として活躍できる人材を養成します。本学の大学院は、医療の現場で活躍中の方々をはじめとして、社会人にも広く門戸が開かれています。職業を持つ方々のための社会人入試や、入学後も仕事を続けながら計画的に授業を受けられるよう、夜間開講、集中講義等の多様な授業方法を展開しています。

 大学の社会に向けて開かれた窓とも言える地域連携センターでは、地域の保健医療機関などとの連携事業に加え、看護学教員養成課程を開講し、地域の看護師養成機関の教員のレベルアップにも取り組んでいます。

 前橋市にある本学のキャンパスは桃ノ木川のほとりにあり、後には赤城山がひかえ、自然と人と街とが絶妙に組み合わされた抜群のロケーションにあります。赤城山が広い裾野の上に高い峰を築いているように、本学で自らを磨き、看護師、保健師、診療放射線技師として多くの先輩が社会へと巣立っています。

学長 高田邦昭