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国際総合科学部 徳久悟准教授の論文が、サービス・デザインに関する国際会議 ServDes2018にて採択されました
 徳久悟准教授らの論文「The Coconut Innovation Framework: An Innovation Framework focusing on Resources」が、ミラノ工科大学で開催されたサービス・デザインに関する国際会議 ServDes2018 にて採択されました。

 本論文では、文献調査に基づく背景理論に加えて、東ティモール、フィリピン、ラオスにて8年にわたって開発された、ココナッツ・スピリッツWANICを経験的データを踏まえ、イノベーション・フレームワークを提案しています。本イノベーション・フレームワークは、現地のリソースと先進国のリソースを統合し、新たな事業を創出し、リソースを拡大することで、イノベーションの成功確率を向上させるための実践的フレームワークです。本フレームワークは、3つのフェーズで構成されます。第1のフェーズは、リソースの発見です。自社のリソースを把握した上で、新たなリソースを発見し、新たな市場を創造するための初期値を設定します。第2のフェーズは、リソースの統合です。自社のアイデンティティを維持しつつ、第1のプロセスで発見したリソースを統合し、事業のデザインを行ないます。第3のフェーズは、リソースの拡大です。自社のアイデンティティを維持しつつ、自社とパートナーの持つリソースを拡大させ、事業のブラッシュアップを行ないます。今後は、本イノベーション・フレームワークを用いて、途上国のみならず、先進国にて、現地のリソースに根ざしたイノベーションの創出への利用が期待されます。