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人間看護学部人間看護学科の平田弘美教授が 2016 International Journal of Older People Nursing Paper Award を受賞しました
 人間看護学部人間看護学科の平田弘美教授が、アメリカの看護学雑誌であるInternational Journal of Older People Nursingで、2016 International Journal of Older People Nursing Paper Awardを受賞しました。International Journal of Older People Nursingは、世界中の高齢者のために看護ケアの向上や健康を増進させるような画期的で挑戦的な研究を奨励することを目的としたpeer-reviewのあるオンラインジャーナルです。

 今回、平田弘美教授が認知症高齢者の攻撃的行動をテーマにした博士論文の一部を投稿した論文が受賞しました。

論文:
Japanese care workers’ perception of dementia-related physically and psychologically aggressive behavior symptoms, International Journal of Older People Nursing, 2016.

著者:
Hirata, H. & Harvath, T. A.

要旨:
 この研究の目的は、日本人介護士の認知症高齢者による攻撃的行動症状に対しての考えや信念、日本人特有の受け止め方などを探究することである。日本の主に近畿地方にある10の老人保健施設で働く137人の介護士を対象にアンケート調査を行い、3つの自由記載に対するコメントをコード化してまとめた。その結果として、約4分の1の研究参加者が、認知症高齢者の攻撃的行動症状に対応するときに、「忠」や「上下」という日本人特有の価値観が対応の仕方に影響すると答えていた。また約半数の回答者が、認知症高齢者の攻撃的行動症状に対して、「その人に適した対応を考える」「信頼関係を作るよう努力する」など、ポジティブに対応していることがわかった。