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人文社会科学部 関根達人教授が北海道考古学会賞受賞
 去る、平成29年5月13日(土)に北海道大学で開催された北海道考古学会総会において、人文社会科学部 関根達人教授が北海道考古学会賞を受賞しました。

 関根教授は長年にわたり、中世・近世の考古資料と文献史料の双方から、北海道・サハリン・千島列島への和人の進出の状況、和人や和産物(日本製品)の蝦夷地進出がアイヌ文化の形成と変容に与えた影響、蝦夷地の日本への「内国化」がどのように進行したかなどについて、実証的な研究を進めてきました。その成果として、2012年『松前の墓石からみた近世日本』(編)(北海道出版企画センター)、2014年『中近世の蝦夷地と北方交易―アイヌ文化と内国化―』(単著)(吉川弘文館)さらには、2016年『モノから見たアイヌ文化史』(単著)(吉川弘文館)を上梓されています。

 また、アイヌ史や日本史の枠を超えた蝦夷地の歴史(「蝦夷地史」)を提唱し、その実現に向け、アイヌ考古学と中世・近世考古学を融合する研究を行っていることが高く評価されての受賞となりました。

 昨年度の日本考古学協会賞大賞の受賞に続き、2年連続での学会賞の受賞は悦ばしい限りであり、本学部の考古学分野が学界で高い評価を得られていることを現しています。