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人文学部の学生グループが「第12回 日銀グランプリ」で優秀賞を受賞
 日本銀行主催の学生論文コンテスト「日銀グランプリ〜キャンパスからの提言〜」に出場した人文学部経済経営課程(経済学コース)の学生グループが、優秀賞を受賞しました。

 日銀グランプリは金融に関する論文を競うコンテストで、第12回目にあたる今年度は、全国大学118チームの応募があり、本学部の学生グループは、厳しい書類審査を通過して決勝進出5校に選ばれ、12月3日(土)、日本銀行本店で開かれた決勝大会において、全国準グランプリにあたる「優秀賞」を受賞しました。昨年度の「最優秀賞」(全国グランプリ)に引き続いての入賞です。

 論文のタイトルは「ソーシャル・インパクトが照らす未来〜健康が生み出す新たな収益フロンティアの獲得〜」です。学生グループは、実際の職場に出向いて、気軽に運動と食事を改善するプログラムを試行的に実施するなど、企業の健康改善を実現する活動を行いました。そして、健康意識への好影響を確認するとともに、一方で「外部性」とよばれる経済学的問題によって、中小企業では健康改善活動が行われにくくなっていることを発見し、同時にこの問題を金融的に解決する手法を考案しました。

 結果発表後の講評では「金融機関のリスクを一層工夫すると、さらに良くなる」「中小企業の健康改善という、時代の最優先課題をとりあげ、チャレンジングな研究を行っている」という評価を頂きました。学生グループの研究・提言の水準が、金融の最先端にいる審査委員の目からみても、非常に高いものであったことが伺えます。

 受賞した学生は、「とてもうれしい。発表は緊張したけど、審査委員の方々も観客の皆さんも熱心に聞いて下さるので、意外なほど楽しかった(小原安珠さん)」「研究活動全体を通して、周りのみんなから良い刺激を受けられて、自分はすごく恵まれていた(福士太陽君)」と喜びや感謝を語るとともに、「審査委員の方々は、自分たちが思っていた以上に、もっと遠くて高いところから物事を見ているのだと思った(笠原圭織さん)」「金融機関のリターンをより高めたプランも作りたい(仲谷諒君)」と今後の自分のあり方や研究の方向性にも目を向けていました。

 すぐに成果を出そうとする昨今の風潮の中で、長い時間、グループ皆の時間を使って大きな研究をしたことは、素晴らしいことだと思います。人文学部の学生グループの皆さん、おめでとうございます。